横浜西口菅原皮膚科 院長の三上万理子です。このページでは、私が医師を志した理由、当院を引き継ぐまでの歩み、そして日々の診療で大切にしていることをお伝えします。受診を迷っている方が、少しでも安心して扉を開けていただけるきっかけになれば幸いです。
皮膚の症状は、見た目の悩みやかゆみ、痛みを通じて、毎日の暮らしや気持ちにまで影響します。当院では、症状だけでなく、それによって困っていることや不安に思っていることまで、まずはしっかりお話を伺うことを大切にしています。
また、健康はすべての人に等しくあるべきものだと考え、保険診療を中心に、どなたにも必要な治療を受けていただける体制を整えています。
私自身、子どもの頃から体が弱く、子宮内膜症などの持病で治療を受け続けてきました。患者として多くの医師に出会う中で、つらい思いをしたこともあれば、心から救われたこともあります。その経験から、「患者さんの声に耳を傾け、心にも寄り添える医師になりたい」と考えるようになりました。
その理想に一番近かったのが、患者さんの回復を誰よりも喜び、帰宅後も書斎で仕事に向き合っていた父の姿でした。
東京女子医科大学を卒業後、同大学の糖尿病センターで内科診療に携わりました。持病の再発で一度は立ち止まりましたが、その後、横浜市立大学医学部皮膚科に入局し、大学病院や横浜市立市民病院、国立相模原病院などで、アトピー性皮膚炎や乾癬、皮膚感染症をはじめ幅広い症例を経験しました。
当院は2006年、父・菅原 信が開業したクリニックです。開業後まもなく父が病に倒れ、私は非常勤医として診療を支えることになりました。当時は幼い息子を一人で育てながらの日々でしたが、父がこの場所を、子育てをしながら私が働ける場として用意してくれていたことを知り、この医院を守っていく覚悟が決まりました。復帰した父のもとで経験を重ね、2021年に院長を引き継ぎました。
アトピー性皮膚炎、乾癬、白斑、掌蹠膿疱症など、長く付き合う必要のある皮膚疾患の治療に力を入れています。
エキシマレーザー(XTRAC®)、エキシマライト(VTRAC®)、ナローバンドUVBなど複数の光線治療機器を備え、症状や部位に合わせて使い分けています。対象疾患の多くは保険適用です。
乾癬などの皮膚疾患は、糖尿病や脂質異常症といった全身の病気と関わることがあります。内科で学んだ経験を、皮膚だけでなく全身を見渡す診療に活かしています。
治療法を医師が一方的に決めるのではなく、選択肢とそれぞれの特徴をお伝えしたうえで、患者さんの生活や希望に合わせて一緒に決めていく「共同意思決定(SDM)」を取り入れています。
日常診療のかたわら、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)感染症やハンセン病対策などの学術活動にも取り組んでいます。皮膚科医が少ない国での医療にも関わりたいという思いを持ち、学び続けています。